共通ルール設定
以下の項目の設定を、登録するすべての端末に同じ設定を適用することができます。
- 機能制限
- パスコードの強度
- 共通Wi-Fi設定
- メール共通設定
1. 機能制限
この設定を適用すると、管理する端末で端末利用者が以下の機能を使えなくなるように、禁止することができます。
カメラの使用を禁止
禁止設定すると、端末上のカメラのマークが消えて、カメラが使用できなくなります。
**LineやInstagramなどのカメラを使用するアプリ全部が対象**
スクリーンショット(画面キャプチャ)を禁止
禁止設定すると、端末でスクリーショットを撮る操作をしても反応せず、機能が無効になります。
*スクリーンショットとは端末に表示されている画面を写真として保存する機能
iCloudバックアップを禁止
禁止設定すると、端末からiCloud上にデータを保存できなくなります。
*iCloudとは写真,メール,連絡先,カレンダー,ブックマークなどのデータをインターネット上に自動的に保存できる、アップル社が提供しているサービス
この設定をすると、iCloudに関連する以下の全ての項目が利用不可となります。
詳細 |
端末上からiCloudを利用して、バックアップの作成が不可 |
iCloudに対応しているアプリで作成したデータお、iCloudに保存不可 |
メールアドレス、IDやパスワードでログインする時に、その情報を保存し次回から入力を不要にする機能の利用が不可 |
管理対象アプリ (共通配信アプリで設定し、配布した5つのアプリ)のデータを iCloudに保存が不可 |
他のiPod/iPad/iPhone利用者と写真をiCloud経由で共有が不可 |
写真やビデオを自動的にiCloudに保管し、別の端末と共有できる機能が無効 |
2. パスコードの強度
端末に設定するパスコードの強度を設定することができます。端末利用者はパスコードの強度にあわせて、端末のパスコードを設定します。
*強度の基準を満たしていない場合は、警告があがります。
3. 共通Wi-Fi設定
端末が利用するWi-Fiの接続先を指定することができます。
(*)がついている項目は入力必須となります。
4. メール共通設定
端末で利用するメールアカウントの設定を行うことができます。
(*)がついている項目は入力必須となります。
メール共通設定についての補足
【アカウントの種類】
IMAP:サーバにあるメールをパソコンやスマートフォン等の端末にはダウンロードせず、サーバ上でメールを管理する仕組みです。
複数の端末で開封等の状態が共有でき一元管理することが出来ます。
POP:サーバにあるメールをパソコンやスマートフォン等の端末にダウンロードして、ダウンロードしたメールを管理する仕組みです。
メールサーバーに常時接続をせず、端末にダウンロードしたメールを管理するので、削除・移動等の作業を素早く処理することができます。