カスタムプロファイルを作成する

iOSWindows10

プロファイルとCSVファイルを利用することで、個々のデバイスごとに異なる設定値を導入することができます。

たとえばWi-Fi設定において、管理デバイスAにはアクセスポイントAの情報を、管理デバイスBにはアクセスポイントBの情報を登録することができるようになります。

以下の例は、無線LANの設定をデバイスごとに行う方法です。

  • 管理デバイスAにアクセスポイントSSID「ABCDEF」とパスワード「passwordA」 を設定
  • 管理デバイスBにアクセスポイントSSID「GHIJKL」とパスワード「passwordB」を設定
  1. 【構成】→【プロファイル】画面から[作成]をクリックします。
  2. 展開されたプロファイル情報入力画面で必要な情報を入力します。
    入力項目(★は必須項目です)
  3. OS★

    iOSまたはWindowsを選択します。

    配信

    「テンプレート」を選びます。

    タイプ

    「カスタム」を選びます

    テンプレート

    このプロファイルを適用するテンプレートを選択します。テンプレート作成後、ここから選択することができます。テンプレートをまだ作成していない場合、この項目の入力は不要です(テンプレート作成時に、テンプレート側から選ぶこともできます)

  4. 管理デバイスごとに個別に値を設定したいプロファイルメニューを構成します。
    各プロファイルメニューをクリックして開き、[構成]をクリックします。

    設定内容が表示されます。個別設定したい項目を「{{」と「}}」でくくり、わかりやすい名前をつけます。
    この例では、SSIDの項目に{{SSID}}、パスワードに{{PASSWORD}}と名づけています。
  5. 個別の設定値を組み込んだCSVファイルを作成します。
    CSVファイルの先頭行に「{{」と「}}」で括られた文字列をヘッダとして記述し、2行目以降に個別設定したい値を入れます。
    なお、ヘッダの1番目はデバイスを特定するための「device_identifier」を記述してください。
  1. プロファイル作成画面の「個別設定データ」に、手順4.で作成したCSVファイルを指定します。
  2. 入力した内容を消去する場合は[キャンセル]を、入力した内容で登録する場合は[保存]をクリックします。

注意
「共有iPad/カスタム」タイプのプロファイルは詳細画面からエクスポート可能ですが、そのファイルをインポートし同一プロファイルとして利用することはできません。