CSVファイルによる情報作成(ユーザおよびデバイス)

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管理するユーザとデバイスを、組織/デバイスタグ/テンプレートへの登録とまとめて作成・更新することができます。
この場合、定められたフォーマットに従って情報を入力したCSVファイル(コンマ区切りのテキストファイル)を利用します。
CSVファイルは、テキストエディタや表計算ソフト等で作成することができます。ユーザ・デバイス一括追加のCSVファイルはこちらからダウンロードできます。
また、CSVファイルをアップロードするインポート履歴を確認するも併せてご参照ください。

CSVファイルの仕様

  • CSVファイルの一行目はヘッダ項目名で、書式指定の通り作成してください。入力するコラムによって、以下のパターンでの一括登録・更新ができるようになっています。
  • 全ての情報を一括作成・更新(ユーザとデバイスが関連付けられます)
  • デバイス情報のみを一括作成・更新
  • ユーザ情報のみを一括作成・更新
  • ヘッダ項目名はスペースなしとなっています
  • CSVファイルの記述は、大文字・小文字が区別されます。ただし、デバイスの管理番号のみ、大文字・小文字が区別されません。(例:「DEVICE01」「device01」は同一のものとみなします。)

★:それぞれの用途で必須となる項目です
〇:ブランクの場合、その値が作成されない項目です(※1)
×:ユーザのみ、デバイスのみ作成の場合、ブランクにする必要のある項目です

ヘッダ項目名

内容

全て

デバイス

ユーザ

UserName

ユーザを一意に識別する ID

Name

ユーザの氏名

EmailAddress

ユーザのメールアドレス

SendVPPInvitationEmail VPPアプリを「ユーザ単位」で配付する際にのみ使用します。
ユーザの作成・更新時に「1」を指定すると「EmailAddress」で指定したアドレスにVPPの招待メールが送信されます。
 

UserDescription

ユーザ用の任意に入力できる情報

Organizations

ユーザに所属させる組織の組織ID(あらかじめ該当する組織を作成しておく必要があります)。複数の組織を設定する場合は「|」で区切ります

組織を利用しない場合、この項目は不要です

Identifier

デバイスを一意に識別する管理番号

Template

デバイスに関連付けるテンプレート(あらかじめ該当するテンプレートを作成しておく必要があります)

Code

チェックインに使用するコード。ブランクの場合自動生成

※2

※2

OS

“ios”、”android”、”windows”、”macos” (小文字で指定)

作成時のみ指定でき、更新はできません。

DeviceTags

デバイスに設定するデバイスタグ名(あらかじめ該当するデバイスタグを作成しておく必要があります)。複数のデバイスタグを設定する場合は「|」で区切ります

デバイスタグを利用しない場合、この項目は不要です

 

WifiMac

デバイスチェックインを制限するWi-Fi MACアドレス

※iOSおよびAndroidのみ

IMEI

デバイスチェックインを制限するIMEI

※iOSおよびAndroidのみ

MEID

デバイスチェックインを制限するMEID

※iOSおよびAndroidのみ

UDID

デバイスチェックインを制限するUDID

※iOSのみ

Serial

デバイスチェックインを制限するシリアル番号

※Windowsのみ

ExpirationDays

チェックイン有効期限までの日数

※3

※3

DisplayName

デバイスにつけるニックネーム等

Description

デバイス用の任意に入力できる情報

RegistrationEmail

チェックインに使用するメールアドレス。※チェックイン用メールは、メールアドレスを入力してデバイス情報を保存・更新したタイミングでその都度送信されます。

※1各レコードにおける「〇=ブランク」の取り扱いは以下の通りとなります。

CSVの値

作成時

更新時

ブランク

値を作成しない

登録されている値を消去

値が入っている

CSVの値を適用

CSVの値で更新

※2「Code」コラムの取り扱いは以下の通りです。

CSVの値

作成時

更新時

ブランク

ランダムコードを自動生成

作成時のランダムコードを保持

値が入っている

CSVの値を適用

CSVの値で更新

※3「ExpirationDays」コラムの取り扱いは以下の通りです。

CSVの値

作成時

更新時

ブランク

7日後を自動セット

7日後を自動セット

値が入っている

CSVの値を適用

CSVの値で更新

管理デバイスの一括更新に関しては、チェックイン状態によって以下のように取り扱われます。

チェックイン状態

ふるまい

チェックイン待ち

期限切れ

値の更新が可能(os以外)

チェックイン済み

以下のコラム以外は更新可能

os、Code、WifiMac、IMEI、MEID、UDID、ExpirationDays、RegistrationEmail

登録解除済

値の更新が不可(新しくデバイス登録する必要があります)

<CSVファイルのサンプル>

【CSVファイルアップロードする(デバイス・ユーザ)】

  1. 【構成】→【デバイス】/【ユーザ】画面から[インポート]をクリックします。
     (または、【構成】→「ツリーモード」→【デバイス】・【ユーザ】を選択し、[インポート]をクリックします。)

  2. インポートしたい項目のタブにてCSVファイルをドラッグ&ドロップ、もしくはこのエリアをクリックして開くファイル選択画面でCSVファイルを指定します。
  3. [保存]をクリックします。
  4. 以下のメッセージが出たら[OK]をクリックします。
  5. 画面下部のインポート履歴画面に、今回作成したインポートデータが「状態=PENDING」にて作成されますので、少し時間をおいてからブラウザの更新ボタンをクリックします。
  6. ブラウザを更新後、インポートが完了している場合「状態」が「SUCCESS」となります。
    (もしまだ状態がPENDINGの場合、少し時間をおいて再度ブラウザを更新してください。)
    「結果」の下のアイコンをクリックすると、インポート結果をCSVファイルでダウンロードでき、データが正常に登録されたかどうかを確認することができます。

インポート履歴を確認する

各インポート画面にはインポート履歴一覧があり、履歴およびインポートの結果を確認することができます。

(1) アイコンをクリックすると、過去のインポート結果を再度ダウンロードできます
(2) 履歴一覧の表示件数を20件(デフォルト)、50件、100件から選択できます
(3) 履歴が複数ページの場合、ページを移動できます
(4) 履歴一覧のチェックボックスを選択して削除することができます