SIMカード交換検知

iOSAndroid

SIMカードの交換を検知して、自動的に管理者ロックを実施することで、承認されていないSIMカードを挿入してのデバイス利用を防ぐことができます。
管理者は、SIMカード交換の発生をアラーム通知にて確認し、変更されたSIMカードを承認することで、管理者ロックを解除することができます。
管理者ロックを実施せず、アラーム通知による確認のみを行うこともできます。
本機能は、テンプレート単位での設定が可能です。

注意
検知によってデバイスに管理者ロックが掛かった状態で、テンプレートの「SIM交換検知」を「OFF」にすると、管理者ロックを解除することができなくなります。
その場合は、テンプレートの設定を「ON」に戻したうえで、管理者ロックの解除手順を実施してください。

メモ
2枚以上のSIMカードでの入れ替え操作がない場合でも、1枚のSIMの挿入もしくは取り出しによっても検知が行われます。 SIMカード交換を検知するタイミングはOS毎に異なります。
iOS：同期時（同期によって端末情報を取得して、取得した情報をもとに検知が行われます。）
Android：即時（SIMカードトレイの開閉で検知が行われます。）

テンプレートの設定を行う

【構成】→【テンプレート】→［作成］　をクリックします。
　「SIMカード交換検知」　をオンにします。

SIMカード交換を検知したときのアクション
アラームで通知する	管理デバイスのSIM交換を検知すると、アラームが発生します。
アラームで検知し、デバイスに管理者ロックをかける	管理デバイスのSIM交換を検知すると、自動的にデバイスの管理者ロックを実行します。発生したアラームを確認して、管理者がSIMを承認することで管理者ロックを解除することができます。 ※管理者ロックは、監視対象（iOS/iPadOS）・デバイスオーナーモード(Android)のデバイスのみ有効です。

SIMカード交換検知イベント解除条件
管理者による解除	管理画面上から、管理者のみがロックを解除できます。
管理者による解除、もしくは承認済みのSIMカード再挿入	管理画面からの管理者による解除を行うか、元のSIMカードを再度挿入することで自動的にロック解除を行います。

「保存」をクリックして保存します。

チェックイン済みのデバイスを含むテンプレートの設定を行う

SIMカードが挿入されたチェックイン済みデバイスを含むテンプレートの設定を行う際には
上記手順の3.「保存」ボタンの押下後、次のメッセージが表示されます。

「はい」を選択すると、その時点でデバイスに挿入されているSIMカードを「承認済みSIMカード」としてホワイトリストに追加します。
「いいえ」を選択すると、ホワイトリストに登録されないため、ホワイトリストに存在しないSIMカードがデバイスに挿入されているとみなされて管理者ロックがかかります。

デバイス設定を行う

iOS Android

【構成】→【デバイス】→［作成］　をクリックします。

ページ下部の「承認済みSIMカード」欄にて、デバイスに対して使用を承認するSIMカードを最大5つまで登録します。
「保存」をクリックして保存します。

（個別）デバイスのSIMカード情報を確認してアラーム（管理者ロック）を解除する

iOS Android
監視対象デバイスオーナー

　アラーム　画面から、現在発生中のアラーム一覧を確認します。
「デバイスのSIMカードが交換されました」　のアイコンをクリックします。
SIM交換が検知された管理デバイスの詳細画面が表示されます。
画面上部に表示されているSIM情報から、使用を許可する（承認する）SIMカードをクリックして選択し、「承認済みSIMカードを更新」をONにして、［承認］ボタンをクリックします。

「承認済みのSIMカード」を選択する場合	SIMカードの交換を許可しない場合はこちらを選択します。「承認」をクリックする前に、管理デバイスに元のSIMカードが挿入されていることを確認してください。
「最後に検知された未承認SIMカード」を選択する場合	SIMカードの交換を許可する場合はこちらを選択します。今後は、新たに選択されたSIMカードが承認済みのSIMカードとなります。

「現在デバイスに挿入されているSIMカードのみ有効なものと承認することを確認しました。」をチェックして、［OK］をクリックします。
アラームが解除されます。
管理者ロックされていた場合は、管理者ロックが解除されます。