Apple Business ManagerからBizMobile Go!へADE(旧DEP)デバイスを取り込む

iOS7.0-macOS10.9-

手動によるADEデバイス取り込み

DEPはADE(Automated Device Enrollment)に名称が変更されました。
ADEデバイスをBizMobile Go!で使用できるようにするには、Apple Business Manager から割り当て作業が必要です。
※Windows PCをご利用の方は、この作業においてはGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeをご利用ください。

  1. Apple Business Manager のサイトから、登録したアカウントでログインします。
  1. 左のメニューより、「デバイス」を選択します。
  1. <個別にデバイスのシリアル番号で絞り込む>
    画面上部の検索窓にシリアル番号を入力し、MDMサーバへ割り当てるデバイスを絞り込みます。
    デバイスが表示されたら「MDMサーバを編集」をクリックし、割り当てを行います。

    <フィルタでデバイスを絞り込む>
    画面上部の検索窓の下の「フィルタ」をクリックし、デバイス注文番号や、デバイスの種類等で、MDMサーバへ割り当てるデバイスを絞り込みます。
    フィルタごとに複数デバイスの指定が可能です。
  2. ※重要
    上記操作によってMDMサーバへ割り当てられたデバイスは、BizMobile Go! によってADEプロファイルとの紐付けが自動的に行われ、ADEプロファイルとの紐付けが完了するとデバイスはチェックイン可能になります。

    ※要注意操作
    2回目以降の割り当て操作では、上記と異なる以下の手順での操作は行わないでください。
    ・デバイス → すべてのデバイス → デバイス管理サービスを割り当てる → [MDMサーバ選択] → 続ける(実行)
    「すべてのデバイス」を対象とする手順で操作を行うと、それまでに行われたADEプロファイルとデバイスの紐付けは、すべて解除(Empty)になります。
    「すべてのデバイス」を対象としてMDMサーバへの割り当て操作ができるのは、「初回導入時」のみです。




  1. ドロップダウンからサーバを指定し、【続ける】を押下します。

  1. 右図のようなメッセージが表示されますので、内容を確認し、【確認】を押下します。
  1. 完了画面が表示されれば作業は終了です。
    【完了】 をクリックして画面を閉じます。



メモ
これから新たに追加されるADEデバイスに対しては、デフォルト設定を行うことで手動での取り込み作業を不要とすることができます。詳細は「デフォルト設定による自動のADE(旧DEP)デバイス取り込み」の手順をご参照下さい。


取り込み済デバイスの確認

登録したADEデバイスは、BizMobile Go!のADEデバイス画面に一覧表示されます。ADEデバイス画面は、トップメニューの【自動チェックイン】をクリックすることで確認できます。
※ADEの仕様として、ADEデバイスのサーバへの登録からADEデバイス画面に表示されるまである程度時間を要する場合があります。ADEデバイス登録後、ADEデバイスが表示されない場合は、少し時間を空けてから画面を最新の情報に更新してください。

(1)検索
シリアル番号での検索を行うことができます。
(2)ページナビゲーション
一覧画面が複数ページにわたる場合、ページナビゲーションが表示されます。ページをクリックで選択するか、ページ番号を直接入力して移動することもできます。
(3)ADEデバイス一覧
ADEポータルにて登録したADEデバイスの一覧です。一覧および詳細表示における表示内容は以下のとおりです。

【注意事項】
ADEデバイスの情報を編集したり、削除したりすることはできません

項目

概要

シリアル番号

デバイス固有のシリアル番号。クリックすると詳細情報を表示

モデル

モデル名称。Appleより付与される情報

説明

デバイスに関する説明。Appleより付与される情報

デバイスの本体色。Appleより付与される情報

プロファイル状態
(ADEデバイスとADEプロファイルの状態)


empty:ADEデバイスへのADEプロファイルの割り当てが無い
  説明: ADEデバイスとADEプロファイルの関連付けが一度も行われていない初期状態です。
  対処: [自動チェックイン] > [Apple ADE] > [プロファイル] 画面で関連付けを行なってください。
     
assigning:ADEデバイスへのADEプロファイル割り当て処理が進行中
  説明: ADE同期処理による割り当ては10分間隔で自動的に行われます。
  対処: 次回のADE同期が行われるまで最大10分ほどお待ちください。
     
assigned:ADEデバイスへのADEプロファイル割り当てが完了
  説明: ADEデバイスとしてチェックインが可能になりました。
  対処: なし。チェックインを実施します。
     
pushed:ADEデバイスへのADEプロファイルのインストールが完了
  説明: (1)チェックインが行われ、ADEプロファイルがデバイスにインストールされました。
    (2) または、過去にチェックインの実績があり、割り当て状態が継続しています。
  対処: (1) なし。デバイスが管理されている状態です。
    (2) 過去のチェックイン実績表示されている場合は、チェックインを実施します。
     
removed: ADEデバイスとADEプロファイルの割り当てが解除された
  説明: ADEデバイスとADEプロファイルの関連付けが解除(削除)されました。
    (デバイス上のADEプロファイルの有無とは関連しない)
  対処 必要に応じて再割り当てを行います。

ADEプロファイル

適用されたADEプロファイル。クリックするとプロファイルの詳細情報を表示

プロファイル設定時刻

プロファイルを設定した時刻

【参考事項】

他のサーバに登録されていたADEデバイスを利用する場合、別のサーバで最後にプロファイルを設定した時刻が表示されます。

ADEデバイスをサーバに登録後、ADEプロファイルを適用すると、時刻は更新されます。

プロファイル配付時刻

プロファイルをデバイスに配付した時刻

デバイス設定完了時刻

ADEポータルにてADEデバイスを登録が完了した時刻


デフォルト設定による自動のADEデバイス取り込み


ADEデバイスが新規に追加された際の、デフォルト割当先サーバを登録可能です。
組織にデバイスが追加されると、自動であらかじめ登録しておいたサーバに割りてられ、手作業でサーバに割り当てる必要がなくなります。
  1. Apple Business Manager のサイトから、登録したアカウントでログインします。
  1. 左下のアカウントをクリックしてメニューを開き、「環境設定」を選択します。
    続いて、真ん中のメニューから「MDMサーバの割り当て」をクリックすると、設定画面が右側に展開されます。
    「編集」から設定を行います。
  1. デバイスが新規追加された際のデフォルトサーバを登録します。
    ドロップダウンから割当先サーバを選択し、「保存」します。
  1. 選択したサーバが表示されれば登録完了です。