ADE(旧DEP)プロファイルを登録する

iOS7.0-macOS10.9-

DEPはADE(Automated Device Enrollment)に名称が変更されました。
ADEプロファイルを使用することでキッティング時のデバイスのアクティベーション操作を簡略化できます。
MDMの管理から意図せず外れてしまうことを防ぐためにMDMプロファイルを削除禁止とすることもできます。

ADEプロファイルはデバイスのアクティベーション(BizMobile Go!へのチェックイン)過程でデバイスへ最初に適用されます。

注意
ABM上でMDMサーバを変更した場合、新規デバイスのチェックインおよびMDM管理中デバイスの再チェックインはできなくなります。
それまでに作成したADEプロファイルは使用できず再作成が必要となります。

ADEプロファイルを作成する

※ADEプロファイルは、一度作成すると設定内容を編集及び削除できません。
作成したADEプロファイルの内容を変更する必要がある場合は、新たにADEプロファイルを作成し、デバイスの割り当てをし直します。

【自動チェックイン】→【ADEプロファイル】から[作成]をクリックします。

ADEプロファイル作成画面が開きます。設定できる内容は以下のとおりです。

設定項目

内容

(1)プロファイル名

ADEプロファイルの管理名称を入力します(必須項目)。

(2)部署名

デバイス配付先の部署名を入力します。

(3)電話番号

デバイス管理者の電話番号を入力します 。

(4)メールアドレス

デバイス管理者のメールアドレスを入力します。

(5)アサイン方法

アサイン方法は指定せずデフォルト設定のままとします。
・デフォルト設定:デバイス一覧から選択

初めて作成するADEプロファイルは、自動的に「デフォルトADEプロファイル」に設定されます。
デフォルトADEプロファイルが設定されると、デバイスはアクティベーション(チェックイン)時に自動的にデフォルトADEプロファイルへ割り当てられるため、ADEプロファイルと個々のデバイスを割り当てる作業は不要になります。

※ すでにADEプロファイルが存在する場合、新たに作成するADEプロファイルは「デフォルトADEプロファイル」になりません。
ADEプロファイルを作成後、ADEプロファイル一覧画面にて「デフォルトADEプロファイル」に設定する必要があります。設定方法は「デフォルトADEプロファイルを設定する」をご覧ください。

(6)デバイス / ファイル

--- デバイスの割り当て作業の必要はありません ---
「デフォルトADEプロファイル」の機能を使用することで割り当て作業は不要です。

※ デフォルトADEプロファイルとは別に、試験的に作成するADEプロファイルに検証目的のデバイスを割り当てる必要があるなど、特定の目的がある場合のみ使用します。
割り当て方法は「ADEプロファイルにデバイスを割り当てる」をご覧ください。

一般

内容

MDMプロファイルの適用を強制

ONにすると、MDMプロファイルを強制適用します。

MDMプロファイルの削除を許可

OFFにすると、ユーザによるMDMプロファイルのデバイス上での手動削除を禁止します。

共有iPadを有効にする ONにすると、共有iPadとしてセットアップされます。

メモ
「ホストPCとのペアリングを許可」の設定は、iOS13から非推奨となったため、新規で作成するADEプロファイルでは設定を行うことができません。PCとのペアリング制御は、プロファイル「制限」ペイロードの「Configurator以外のホストとのペアリングを許可(監視対象のみ, iOS 7.0+)」を使用してください。



設定アシスタント

内容

(7)自動セットアップを有効にする(tvOSとmacOS)

ONにすると、スキップ可能な手動設定項目を自動化します。

(8)国または地域(tvOSとmacOS)

使用する国または地域を設定します。

(9)言語(tvOSとmacOS)

使用する言語を設定します。

(10)共通(iOSとtvOS、macOS)

チェックをつけた項目は、デバイスの初期セットアップ時にスキップされます。iOSとtvOS、macOSに設定可能な項目です。

(11)iOSとmacOS

チェックをつけた項目は、デバイスの初期セットアップ時にスキップされます。iOSとmacOSのみに設定可能な項目です。

(12)iOSのみ

チェックをつけた項目は、デバイスの初期セットアップ時にスキップされます。iOSのみに設定可能な項目です。

(13)tvOSのみ チェックをつけた項目は、デバイスの初期セットアップ時にスキップされます。tvOSのみに設定可能な項目です。
(14)macOSのみ チェックをつけた項目は、デバイスの初期セットアップ時にスキップされます。macOSのみに設定可能な項目です。

設定を完了するときは[保存]をクリックします。ADEプロファイルの設定をやめて一覧画面に戻る場合は[キャンセル]をクリックします。

デフォルトADEプロファイルを設定する

新しくデバイスが追加されたときに自動で適用する、デフォルトADEプロファイルを設定します。
ユニット内で初めて作成されるADEプロファイルは、自動的に「デフォルトADEプロファイル」に設定されますので、この手順を含めて以降の作業は不要です。
追加したADEプロファイルをデフォルトADEプロファイルに設定する場合のみ使用します。

デフォルトADEプロファイルの変更はできますが、デフォルトプロファイルを無くすことはできません。

ADEプロファイルを非表示に設定する

ADEプロファイルは、一度作成すると削除することができません。
使用していない(割り当てられているADEデバイスが存在しない)ADEプロファイルを非表示とすることで、一覧画面の管理ができます。
ADEプロファイルは作成後、デフォルトで「使用中プロファイル」一覧に表示されます。 非表示としたいプロファイルの編集ボタンの右にあるを押下します。
デフォルトADEプロファイルを非表示にすることはできません。

OKを選択します。

「成功」のメッセージが表示されれば非表示設定の完了です。

選択したADEプロファイルは「非表示プロファイル」一覧に移動します。
再度、「使用中プロファイル」タブへ移動するには、をクリックします。

OKを選択します。

「成功」のメッセージが表示されれば「使用中プロファイル」への移動完了です。

ADEプロファイルにデバイスを割り当てる

通常の運用には「デフォルトADEプロファイル」の機能をご利用ください。
ADEプロファイルを「デフォルトADEプロファイル」と設定することで、個々のデバイス割り当て作業が不要になります。
デフォルトADEプロファイルとは別に、試験的に作成したADEプロファイルに検証目的のデバイスを割り当てるなど、特定の目的がある場合のみ使用します。

メモ
プロファイル状態がpushedのDEPデバイスにADEプロファイルを適用し直した場合は、プロファイル状態がassignedになります。
そのADEデバイスをワイプやリセットにより再度セットアップするときに、適用したADEプロファイルが配付されます。