Webサイトへのアクセスを制御する(Android)

プロファイルの「アプリ毎専用設定」を利用して、Webサイトへのアクセスを制御する方法についてご案内します。

※「アプリ毎専用設定」のご利用には「EMM」の有効化が必須となります。

必要なWebサイトのみアクセスを許可する

以下はGoogle Chromeでの設定方法です。Chromeアプリに対し「アプリ毎専用設定」という機能を使って設定を行います。
設定は以下のように2つの項目を組み合わせて、「必要なページのみアクセス許可」とします。

【設定1】許可しないサイトに「全てのURL」を意味する「*(アスタリスク)」を登録する
【設定2】許可するサイトに「アクセスを許可するURL」を登録する



A. 必要なWebサイトのみアクセスを許可する



手順1.

アプリ毎専用設定を利用するには、テンプレートに「Chrome」アプリを割り当てておく必要がありますので、まず、Google Playストアから「Chrome」アプリを登録します。

※デバイスへ既にChromeアプリが入っている場合も、 Chromeを管理下へ置くために必要な手順となります。
※この手順を実施することでChromeアプリが2つになることはありません。

構成 > アプリケーション を選択し、「作成」をクリックします。




手順2.

「OS」に「Android」を選択し、「パッケージ名」の右側にある虫眼鏡のアイコンをクリックします。




手順3.

検索窓に「chrome」と入力して検索し、表示された「Google Chrome」をクリックします。




手順4.

「選択」をクリックします。




手順5.

「パッケージ名」が入力されたことを確認し、テンプレートに割り当てて「保存」をクリックします。




手順6.

続いてプロファイルを作成します。

構成 > プロファイル  新規作成の場合は ①の「作成」、既存プロファイルの場合は ②の「編集アイコン」クリックします。




手順7.

「アプリケーション構成」をクリックして開き、「構成」をクリックします。




手順8.

「アプリ毎専用設定を追加」をクリックします。




手順9.

虫眼鏡アイコンをクリックします。




手順10.

「Chrome」を検索してチェックを入れて選択し、「閉じる」をクリックします。




手順11.

「アプリ毎専用設定」の画面が表示されますので、「設定名」を入力します。




手順12.

次に「Block access to a list of URLs」の項目を探し、その横に表示される「設定」をクリックします。




手順13.

ボタンの表示が「設定済み」となり、項目の下方に入力欄が表示されますので、以下の設定内容をコピーして入力します。

設定内容
[“*”]

※全て半角です。[](かっこ)も入力してください。





手順14.

次に「Allow access to a list of URLs」の項目を探し、その横に表示される「設定」をクリックします。




手順15.

ボタンの表示が「設定済み」となり、項目の下方に入力欄が表示されますので、以下の設定内容をコピーして入力します。

<サンプル設定>

次の2つのサイトを許可する場合
サイト1 https://www.bizmobile.co.jp/
サイト2 https://www.iot-ex.co.jp/
設定内容
["bizmobile.co.jp","iot-ex.co.jp"]

※全て半角です。[](かっこ)も入力してください。





手順16.

許可するサイトをブックマークに登録する場合は、「Managed Bookmarks」の項目を探し、その横に表示される「設定」をクリックします。




手順17.

ボタンの表示が「設定済み」となり、項目の下方に入力欄が表示されますので、以下の設定内容をコピーして入力します。

<サンプル設定>

以下2つのサイトを許可しブックマークを登録する場合
サイト1のブックマーク BizMobile HP
サイト2のブックマーク IoT-EX HP
設定内容
[{"url": "bizmobile.co.jp", "name": "BizMobile HP"}, {"url": "iot-ex.co.jp", "name": "IoT-EX HP"}]

※全て半角です。[](かっこ)も入力してください。





手順18.

「保存」をクリックした後、「追加」をクリックします。

ブックマークを登録した場合のデバイス表示



Chromeの「ブックマーク」を開くと、「管理対象のブックマーク」という項目が作成され、その中に指定したブックマークが表示されます。



手順19.

テンプレートに割り当てて「保存」をクリックします。



「必要なWebサイトのみアクセスを許可する」手順は以上です。



アクセス制御がかからない場合

全ての手順を実施し、デバイスの同期状態が「同期完了」となった後もWebサイトのアクセス制御が有効とならない場合は、以下をお試しください。


・テンプレートから「Chrome」の削除→再割り当てを行う。

【FAQ】AndroidのChromeにWebサイトのアクセス制御が反映されません
https://support-go.bizmo.in/download/InstructionManual/Content/8_FAQ/Q240.htm

・デバイスに「ユーザ」が登録されているかを確認する。

【FAQ】EMM設定を有効にしていますがアプリが配付されません
https://support-go.bizmo.in/download/InstructionManual/Content/8_FAQ/Q179.htm



最終更新日: 2024年10月2日
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