プリインストールアプリが表示される端末とされない端末があります
端末を初期化しアクティベーションを行うと、一部のプリインストールアプリが復元される、復元されないの違いで、結果としてホーム画面のアプリ表示に差異が発生することがあります。 | |||
この違いは以下のような要因によって発生します: | |||
◆ケース1:プリインストールアプリが復元されない | |||
・iOS / iPadOSのバージョン差異: | |||
OSバージョンによってプリインストールアプリの種類が異なる場合があります。例として、新しいOSバージョンでは追加されたアプリが、古いOSでは存在しない可能性があります。 | |||
・ネットワーク帯域幅など: | |||
アプリのアイコンに雲のマーク(クラウドアイコン)が表示されている場合、以前使用していたアプリが復元候補としてホーム画面に再表示されている一方で、実際のアプリ本体がまだダウンロードされていない状態であることを示しています。 | |||
この状態になる主な原因の一つとして、初期化直後にWi-Fi接続が不安定である、またはネットワーク帯域幅が小さいなどの理由により、アプリの自動ダウンロードが一時的に保留されることが挙げられます。時間が経ってもダウンロードされない場合はアイコンをタップする必要があります。 | |||
◆ケース2:プロファイルで設定しているアプリの使用制限が機能していない | |||
・iOS / iPadOSのバージョン差異とプロファイルの「一部のAppのみ許可」でのアプリ指定不足 | |||
使用制限の設定が古いOS基準のままである場合は、新しいOSで追加されたプリインストールアプリが制限対象外となり、意図しないアプリとして表示されます。 | |||
プロファイルで下記のような設定をおこなっている場合は、目的のアプリが全て指定されているかご確認ください。 | |||
・iPhone / iPad の場合: | |||
構成プロファイル > 制限 > Appの使用を制限(監視対象のみ, iOS 9.3以降) | |||
→「一部のAppのみ許可」を有効にしている場合、許可しているアプリをご確認ください。 | |||
・Android の場合: | |||
プロファイル > アプリケーション構成 > 非表示にするアプリ | |||
→ 非表示に指定しているアプリをご確認ください。 | |||
プリインストールアプリの表示に差異が見られる場合は、上記いずれかの設定に該当していないかをご確認ください。 | |||
【対応のポイント】 | |||
・アプリがOSバージョンに依存していないか | |||
・アプリ自体が未インストールの状態になっていないか(必要に応じてApp Storeから再インストール) | |||
・構成プロファイルでアプリが制限・非表示にされていないか |
最終更新日 2025年6月27日