Apple Configuratorを利用してデバイスを監視対象に設定する

iOS

Mac PCアプリの Apple Configurator を利用して、監視対象設定のみを利用可能な状態とする手順です。

注意
Apple Configurator を利用しデバイスをADEへ登録する場合はApple Business Managerへデバイスを登録する（ADE（旧DEP）デバイス化）をご参照ください。

注意
監視対象の設定ではデバイスが初期化されますので、インストール済みのアプリケーションやコンテンツ、設定などはすべて削除されます。

監視対象セットアップ手順

  1. Apple Configuratorを立ち上げ、監視対象にセットアップするデバイスをUSB経由でMac PCに接続します。デバイスを接続すると、Apple Configurator画面上にデバイスが表示されます。

  1. デバイスを選択し、［準備］をクリックします。

  1. 設定ウィザードが開きます。

    準備方法：手動構成を選択します。
    「デバイスを監視」及び「デバイスにほかのコンピュータとのペアリングを許可」にチェックを入れ、［次へ］をクリックします。

    ※ここがデバイスを監視対象にする為の項目になります。

    注意
    「デバイスにほかのコンピュータとのペアリングを許可」のチェックを外すと、このデバイスは現在接続しているMac PC以外には接続できなくなります。

  1. サーバ：MDMに登録しないを選択し［次へ］をクリックします。

  1. 組織：新規組織を選択し［次へ］をクリックします。

  1. Device Enrollment Programにサインインは［スキップ］をクリックします。

  1. デバイスをご利用になる組織名（例：社名等）を名前欄に入力し［次へ］をクリックします。

  1. 「新しい監視識別情報を生成」を選択し［次へ］をクリックします。

  1. 設定アシスタントを選択し［準備］をクリックします。

    • すべてのステップを表示：
      初期化後のデバイスセットアップメニューを全て表示します
    • 一部のステップのみ表示：
      選択したセットアップメニューのみ表示します
    • これらのステップを表示しない：
      デバイスセットアップメニューは全て省略されます

  1. セットアップの準備が開始されます。

    「〇〇はすでに準備されているため、要求されたアクションを実行できませんでした。」のダイアログが表示されたら、［消去］をクリックします。

    デバイスの初期化が開始されます。
  1. デバイスの初期化が完了すると、Apple Configurator上にデバイスが以下のように表示されます。

    - 監視対象：はい
    - 組織名：手順9.で設定した組織名

    手順9.で設定した通りにデバイスセットアップメニューが表示されるので、デバイス上で設定を行なってください。
  1. 設定が終わったデバイスで「設定」を開きます。

    「このiPadは〇〇（組織名）によって監視および管理されています」と表示されていることを確認してください。
    ※この組織名は手順9.で設定した組織名になります。

    これで監視対象のセットアップは完了です。