iOSデバイスのチェックイン手順(ADE利用無し)

iOS

デバイス管理ができるための最終ステップとしてデバイスでチェックイン操作を行います。チェックインが完了するとBizMobile Go! への登録が完了となりデバイス管理ができるようになります。

チェックインが完了するとBizMobile Go! への登録が完了となり、あらかじめデバイスと同じテンプレートに登録されたプロファイルやアプリなどがデバイスへ配付されキッティングまで自動的に完了します。

本手順はADEを使用しないチェックイン手順です(ADEを使用するチェックイン手順はこちらです)。

Appleの仕様変更に伴い、デバイスのOSバージョンによってチェックイン方法が異なります。チェックインするデバイスのOSバージョンをご確認の上、下記の該当バージョンの手順でチェックインを標準ブラウザのSafariで行ってください。
Safari以外ではチェックインできないことがあります。

メモ
ADEを利用しない場合でも、デバイスの初期化が可能である場合には、 Apple ConfiguratorアプリをインストールしたMac PCまたはiPhoneを使ってデバイスを監視対象に設定できます。監視対象にすることで最大限デバイスを管理できるようになります。監視対象の設定方法は 「Apple Configuratorを利用してデバイスを監視対象に設定する」をご覧ください。

メモ
※OSバージョン 12.1.4までは、Safariから必要な手順に従って「設定」アプリが自動起動され、『MDMプロファイル』のインストールまで完了(チェックイン完了)することができました。OSバージョン 12.2以降は、Safariは『MDMプロファイル』のダウンロードまでとなり、その後、手動で「設定」アプリを起動し、『MDMプロファイル』のインストールを継続することでチェックイン完了となる動作へ変更になりました。


OSバージョン 12.2以降のチェックイン手順

画面は、iOS16.6のインストールされているiPhone 11の例です。
機種やOSのバージョンにより、表示が異なる場合があります。

メモ
iOS / iPadOS 17.3 デバイス固有の動作として、「盗難デバイスの保護」機能によりチェックインできない場合があります。
「盗難デバイスの保護」機能は以下の場合にONとなっている可能性があります。

・「探す」が ON(Apple ID サインイン)
・「Face ID」 が登録されている

対処方法としては、チェックイン前にバージョンをiOS / iPadOS 17.4以降へアップデートするか、もしくは「設定→ Faice IDとパスコード → 盗難デバイスの保護」がONなっている場合は、前もって一時的に機能をOFFとします。
機能をOFFにするにあたり「盗難デバイスの保護」機能により1時間の待機とFace IDによる再認証が必要になることがあります。

Appleサイトの「盗難デバイスの保護」の説明
https://support.apple.com/ja-jp/HT212510

  1. 管理番号をクリックし、デバイス詳細画面で「チェックインURL」のQRコードを表示します。
  1. デバイスのカメラを起動し、QRコードを読み込みます。
  1. チェックイン画面にて、[MDMプロファイルをダウンロード]をタップします。
  1. 「このWebサイトは“設定”を開いて構成プロファイルを表示しようとしています。許可しますか?」のメッセージが表示されたら、[許可]をタップします。

    iOS/iPadOS 17.3 固有の動作として、「盗難デバイスの保護」機能がONとなっている場合は、MDMプロファイルのインストールがブロックされます。
    『"デバイスの盗難保護"が有効になっています。』の表示メッセージに従い「設定→ Faice IDとパスコード → 盗難デバイスの保護」で一時的に機能をOFFにしてください。
    機能をOFFにするにあたり「盗難デバイスの保護」機能により1時間の待機とFace IDによる再認証が必要になることがあります。
    もしくはバージョンをiOS / iPadOS 17.4以降へアップデートした後にチェックインを行ってください。
  1. 「プロファイルがダウンロードされました」のメッセージが表示されたら、[閉じる]をタップします。
  1. ホーム画面に戻り、「設定」を開きます。
  1. 設定画面に表示されている「ダウンロード済みのプロファイル」をタップします。
  1. プロファイルをインストール画面が表示されたら、[インストール]をタップします
  1. デバイスにパスコードを設定している場合、パスコードを入力します。
  1. 警告画面が表示されたら、[インストール]をタップします。
  1. リモート管理ポップアップが表示されたら、[信頼]をタップします。
  1. インストール完了画面が表示されたら、[完了]をタップします。
  1. デバイス管理者によりアプリケーションのインストールが指定されている場合、「Appのインストール」メッセージが表示される場合がありますので、[インストール]をタップしてください。

    これで、デバイスチェックイン作業は終了です。

メモ
キッティング環境のネットワーク条件によっては、テンプレートに登録されたプロファイルやアプリなどがデバイスに全てインストールされるまでに時間がかかることがあります。